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こんにちは!
HITOMIです👀✨
(実家で飼ってます♡小太郎です😅名前が渋いです 笑)
前回のブログで、身体の癖、歪みを正す事で疲労感を改善するお話をしました。
引き続き今回は、疲労予防の一つ、“IAP呼吸法”についてお話しようと思います。
IAPとは、“Intra Abdominal Pressure”の略で、日本語に訳すと
『腹腔内圧(腹圧)』という意味です。
この呼吸法は、
息を吸うときも吐くときも、
お腹の圧を高めてお腹周りを固くする呼吸法で、
お腹周りを固くしたまま息を吐くのが特徴です。
この呼吸法を実践すると、、、、
腹圧が高まる
↓
体の中心(体幹・脊柱)がしっかり安定
↓
正しい姿勢になる
↓
中枢神経と体の連携がスムーズになる
↓
体の各パーツが本来あるべきベストポジションへ
↓
無理な動きがなくなる
↓
体のパフォーマンス・レベルがアップ
↓
疲れや怪我を防げる!
このような好循環を生み出す事が期待できます✨
体のバランスがいかに疲れと関係あるか、お分かりいただけたでしょうか?
ってことは、お腹で呼吸をすれば良いんだ!
という、とてもシンプルな話に聞こえますが、、、
実は、腹圧呼吸を自然に行うのは大変難しく、
呼吸は無意識に行なっているだけに『いつものやり方』が癖になっています。
そこで!
腹圧呼吸をマスターする為のポイントとして、
横隔膜が重要になります!
横隔膜は呼吸に関する筋肉で、肋骨に囲まれています。
(水色の部分 肋骨の上部に肺、下部に腹腔 )
本来上がったり下がったりする横隔膜は、
胸だけの浅い呼吸(胸式)をしていると、
あまり動かせていないのです💦
特に忙しい人や、ストレスを感じている人は、
疲労や心の動揺などが加わると、より交感神経を刺激し、
自覚がなくても胸だけの短く浅い呼吸をする事が多くなるそうです。😥
するとますますお腹に圧はかかりにくくなり、
体が縮こまる→姿勢が悪くなる→中枢神経も届きにくくなる→疲れやすい体に近づく
となってしまうのです。
(完全にお疲れですね😭)
つまり、IAP呼吸法をマスターするには、
『横隔膜の可動力』が極めて重要!!
横隔膜を下げながら息を目一杯吸い、
お腹をパンパンに膨らませたまま(その圧を保ったまま)息を吐く、、、
コツは、『肩を上下させないように』
(NGな例です)
これが腹圧呼吸です。
(嘘です!!)
横隔膜をしっかり下げて息を吸えば、
腹腔が上からプレスされる形となり、外側に圧力がかかります。
また、『お腹の内側からの圧力』がかかると、
それを押し返そうとして
お腹の外側からの筋力も働きます。
(ボールが腹腔のイメージ)
この『お腹の内側からの力』と『お腹の外側からの力』で、
体の中心(体幹と脊柱)がしっかり安定し、
姿勢が整うという仕組みです。
『意識的に横隔膜を下げる』『お腹を膨らませたまま息を吐く』のは難しいかと思いますが、
練習すればこの感覚がつかめます!
疲労が溜まって、体のダメージを感じる前に!!
積極的な疲労予防のアプローチをする事で、疲労感に打ち勝ちましょう!!
HITOMI
セミパーソナルジム恵比寿・代官山
トレーニングボックス